※所属・内容は取材時点のものです。
入行からこれまでの軌跡
- 三浦
- 今回は当行の中堅行員が普段どんなことを考えながら仕事と向き合い、またプライベートではどのように過ごしているのか、ワークライフバランスを踏まえた「働き方」について話をしたいと思います。
- 宇佐美
- 私は2018年に入行して最初は本店営業部の配属となり、営業係と渉外係を担当して銀行業務の基礎を覚えました。そのあと3年目から横手支店、5年目から外旭川支店に配属となり、現在は融資係の一員として主に個人ローンを担当しています。
- 佐藤
- 2017年に入行して最初に配属となったのは大曲駅前支店でしたが、その次は北海道の旭川支店でした。秋田県外に赴任するとは考えてもいませんでしたが、アウェーと言える北海道で過ごした3年半は貴重な経験となりました。現在は本店営業部で融資を担当しています。
- 三浦
- 二人とも着実に経験を積み重ねていて頼もしいね。私は2014年に入行して最初は秋田東中央支店、そのあと横手支店で3年10ヶ月を過ごした後に本店営業部へ。現在は本部の地域価値共創部で起業や創業をサポートする仕事を担当しています。
先輩の背中を見て感じたこと
- 宇佐美
- 三浦先輩とちょうど入れ代わる形で私が横手支店に配属となったんですよね。ところで佐藤先輩は旭川支店にいらした時、仕事も生活もまったく違う環境で不安はありませんでしたか?
- 佐藤
- 不安ばかり(笑)。ただ県外支店ということで余計に結束は固く、全員が文字通りワンチームとなって仕事に取り組んでいました。仕事面はもちろん、ひとりの人間としても魅力ある上司や先輩方ばかりで、自分も早くそうなりたいと見習っていました。
- 三浦
- 私もそうだけど、銀行員としての「いま」があるのは上司や先輩方から学んだことが大きい。これが脈々と続いていることも当行の大きな魅力だよね。みんなが支店全体のことを考える意識が高くて、同じ「お客さま第一」の目標へと向かっている。この文化は後輩たちにもしっかりと引き継いでいきたいね。
充実した教育体系で行員をサポート
- 宇佐美
- これまでの赴任先で先輩方から教わったことはとても大きな財産ですが、一方で当行では豊富な研修など教育体系も充実していますよね。私がいちばん印象的だったのは、入行して最初に行われた「新入行員研修」。まだ学生気分が抜け切らないタイミングで、一気に社会人としてのスイッチを入れられた感じでした。
- 三浦
- よくわかるよ(笑)。2週間という濃密な期間を同期たちで過ごしたことも大きかった。「これからのあきぎんを一緒に創っていくんだ」という絆も育むこともできたし。
- 佐藤
- 同感です。同期との関わりで言えば、私は「2年目行員研修」ですね。ひとりずつ発表するセッションがあるんですが、みんなの内容を聞いていて「自分は遅れている」と大いに焦りました。それがいい刺激となったことも確かです。
描きやすいライフプラン
- 宇佐美
- 3人とも家庭を持っていますが、私と佐藤先輩はまだ子どもがいません。お子さんがお二人いらっしゃる三浦先輩に、ライフプランも含めて話を伺ってみたいのですが。
- 三浦
- 大変なことも多いけど、休日には思いっきり遊んだり一緒に過ごしているので充実しているよ。子どもたちがこれから学校に通うようになったりするとまた大変なことが増えていくと思うけど、土日はもちろん、状況や都合に応じてきっちり有給休暇も取れるから、その点では将来設計も描きやすいと思う。
- 佐藤
- まだ子どもがいないので、妻との時間を大切にしています。お互いに趣味がゴルフなので一緒にラウンドすることもあります。三浦先輩の話にもありましたが、当行には個人のプライベートを尊重する風土があるので、オンオフとも今後の心配は特にありません。
- 宇佐美
- 女性の立場で見ると、産休・育休などの制度がしっかりと構築されていて、しかも周囲が理解と協力を惜しまないところに当行らしい温かさを感じます。周囲には颯爽と仕事と家庭を両立させている先輩の女性行員も多いので、お手本にしていきたいですね。
それぞれのキャリアビジョン
- 三浦
- 最後に二人のキャリアビジョンを教えてください。
- 宇佐美
- 学生時代にメディアや地域づくりに関して学んだので、それを生かすことができる本部セクションで仕事をしてみたいです。もちろんそのために今後も多くのことを学び、経験していきたいと考えています。
- 佐藤
- すぐ身近なところに「目指したい」と思う先輩が二人いらっしゃいます。銀行員としての豊富な知識もあり、ひとりの人間としての大きな魅力もある。そして何よりお客さまや周囲から絶大な信頼がある。具体的にこういった仕事をやりたいという以前に、銀行員としての人間力を高めていきたいと思います。
- 三浦
- 二人ともしっかりと考えているね。私はやはり、秋田の未来のために尽くしていきたいという気持ちがいちばんかな。いま取り組んでいる創業サポートもそのひとつ。お互い立場は違うけれど、これからも自分の成長を通して秋田のためにできることを一緒に頑張っていこう。