あきぎんの人材育成
キャリアビジョンを描きながら、自ら考え行動する人材を育成する。
当行では、行員一人ひとりがお客さまに向き合い、さまざまな課題を解決していくサポートを行っています。その中で、行員に対しては自身のキャリアビジョンを描き、今何が必要かを主体的に考え、行動することを求めています。
当行は、研修をはじめとした「OFF-JT」、現場での実践的な指導である「OJT」に加え、現場や本部各部署による手厚いフォロー、そして、自ら主体的に学ぶ「自己啓発」により、業務知識やスキルを高めるだけではなく、一人の人間としても成長できるよう人材育成に力を入れて取り組んでいます。
地域やお客さまから支持される存在を目指して
当行では、業務知識やスキルを習得するカリキュラムのほか、行員がお客さまと良好な関係を築く、本音で話し合えるコミュニケーション能力を身に付ける、など実践力を磨く教育プログラムを設け、お客さまの課題に気付き、解決へのお手伝いができる人材の育成に努めています。
また、お客さまの課題把握・解決のためには、物事を論理的かつ多面的に思考する能力が必要であり、金融に限らない幅広い知識習得のための機会も用意しております。
デジタライゼーションの進行などにより、今まで当たり前と思っていた物事がある時を境に当たり前ではなくなる、そのような時代が訪れようとしています。一方で、人と人との繋がり、関係性は時代が変わってもその重要性は不変です。当行では、新たな着想やイノベーション思考を持つ人材、お客さまから信頼していただける人材を育成し、地域やお客さまからより支持される存在になることを目指します。
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE & I)の取組み
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの基本的な考え方
多様な人材がそれぞれの力を最大限発揮し、成長・活躍し続けるフィールドを創り、事業戦略を支え、力強く前進する組織を構築するために、「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの基本的な考え方」を定め、取組みを推進しています。
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの基本的な考え方
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1.職員がいきいきと活躍できる職場づくり
一人ひとりが誇りや働きがいを持ちながら、互いを認め、成長し合い、公平な機会のもと、いきいきと活躍できる職場環境をつくることにより、組織の活性化をはかります。
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2.ワークライフバランスの推進
仕事とプライベート双方の充実や地域の活動等を大切にし、心身ともに健康な生活を送ることができる職場環境を整え、職員のエンゲージメントを高めます。
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3.企業価値の向上
職員の様々な視点、知識、価値観を受け入れ、新たな価値や発想を創造し、多様化するお客さまのニーズを的確に捉えてお応えすることにより、企業価値を向上させて地域社会の発展に貢献します。
※DE&I:ダイバーシティ(多様性)・エクイティ(公正性)&インクルージョン(包括性)
DE&Iの実現に向けた目指す姿および全体像
職員一人ひとりの多様な価値観を尊重してお互いを認め合い、誰もが働きがいを持って成長し、組織の競争力を高めることで企業価値を向上させていきます。また、組織における好循環を創り出していくことを目指します。
目指す姿
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・DE&Iの重要性やアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)を理解し、職員一人ひとりが強みや能力を発揮している
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・心理的安全性が確保され、闊達なコミュニケーションにより、チームへの貢献・感謝の意識が醸成されている
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・様々な視点・考え方による意見が汲み上げられることで新たな気づきや発想が生まれ、多様化するお客さまのニーズに応えることにより収益が向上し、職員一人ひとりのエンゲージメントが向上している
女性の活躍推進に向けた取組み
女性行員のキャリア形成支援や仕事と育児の両立のための就業支援など女性活躍推進に注力してきた結果、指導的立場(注)に占める女性割合の増加など一定の成果を得ています。
(注)管理職層(支店長・次長級等)および監督職層(副長・係長等)
キャリア形成支援
■女性行員を対象とした各種研修の開催
職務別にキャリア形成支援を目的とした研修を開催しています。
意識・風土の改革
■ダイバーシティマネジメントセミナーの開催
2022年7月には、多様な人材が能力を発揮し、成長・活躍できる職場づくりを目指して、岩手銀行と共催で「ダイバーシティマネジメントセミナー」を開催しました。秋田県理事 陶山さなえ様から、日本や本県における女性活躍推進の現状を踏まえながら、ステップアップのための心がけや人材育成に対する考え方などご自身のご経験に基づくご講話をいただき、受講者各自がダイバーシティマネジメントに関する「行動宣言」を策定しました。
秋田県の「あきた女性の活躍応援ネット」にて当行の取組みが紹介されました。
女性が活躍する秋田の企業「Lady Action!!」動画はこちら
ワークライフバランスの実現
就労継続支援
当行では仕事と子育てを両立させながら、職員の能力をより一層発揮できる職場環境づくりに取り組んでいます。
■仕事と家庭の両立支援制度
■男性行員の育児休業取得の推進
男性職員の柔軟な育児休業の取得をサポートするため、2022年10月に子どもの出生後8週間以内に最大4週間(28日)取得できる「出生時育児休業(産後パパ育休)」制度(全期間有給)を新設しました。
男性職員の育児参画、育児休業取得の推進に取り組んでいます。
■育休取得者ミーティングの開催
育児休業取得中の女性行員のスムーズな復職を支援するため、2015年度から実施しています。ミーティングでは、復職に向けて各種両立支援制度について説明するほか、すでに育児休業から復帰している先輩行員を交え、仕事と育児の両立について意見交換を行っています。
■ライフサポート休職制度
2021年に不妊治療や親族の看護・介護などのライフイベントに対応した柔軟な働き方を支援するため、「ライフサポート休職制度」を新設しました。あわせて、不妊治療と仕事の両立支援などを目的とした専門機関に相談することができる「あきぎん妊活サポートデスク“Hugサポート”」を設置しています。
■イクボスセミナーの開催
部下のワークライフバランスを考え、キャリア形成を支援する上司である“イクボス”のあり方や、多様性に対応したマネジメントの必要性について理解を深めるため、役席者を対象とした「イクボスセミナー」を開催しました。イクボスの普及と育成に取り組むNPO法人ファザーリング・ジャパン様より、イクボスとは何か、イクボスが必要とされる背景等をご講演いただきました。
健康経営
健康経営の取組みについてはこちら
外部評価等
「秋田県女性の活躍推進企業表彰」受賞(2016年)
「秋田市元気な子どものまちづくり企業認定表彰」最優秀賞受賞(2016年)
「子育て応援リーダー宣言~秋田市版イクボス宣言~」への参加(2017年)
「秋田市イクボス企業同盟」への参加(2017年)
特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパン設立「イクボス企業同盟」加盟(2018年)
女性活躍推進法に基づく「えるぼし」(2段階目)取得 (2019年)
次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」取得(2020年)
「働く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」への参加(2022年)
「秋田県子ども・子育て支援知事表彰」受賞(2022年)