ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)の取組み

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの基本的な考え方

多様な人材がそれぞれの力を最大限発揮し、成長・活躍し続けるフィールドを創り、事業戦略を支え、力強く前進する組織を構築するために、「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの基本的な考え方」を定め、取組みを推進してまいります。

ダイバーシティ・エクイティ&
インクルージョン
の基本的な考え方

  1. 職員がいきいきと活躍できる職場づくり
    一人ひとりが誇りや働きがいを持ちながら、互いを認め、成長し合い、公平な機会のもと、いきいきと活躍できる職場環境をつくることにより、組織の活性化をはかります。

  2. ワークライフバランスの推進
    仕事とプライベート双方の充実や地域の活動等を大切にし、心身ともに健康な生活を送ることができる職場環境を整え、職員のエンゲージメントを高めます。

  3. 企業価値の向上
    職員の様々な視点、知識、価値観を受け入れ、新たな価値や発想を創造し、多様化するお客さまのニーズを的確に捉えてお応えすることにより、企業価値を向上させて地域社会の発展に貢献します。

※DE&I:ダイバーシティ(多様性)・エクイティ(公正性)&インクルージョン(包括性)

DE&Iの実現に向けた目指す姿および全体像

職員一人ひとりの多様な価値観を尊重してお互いを認め合い、誰もが働きがいを持って成長し、組織の競争力を高めることで企業価値を向上させていきます。また、組織における好循環を創り出していくことを目指します。

目指す姿

  • DE&Iの重要性やアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)を理解し、職員一人ひとりが強みや能力を発揮している
  • 心理的安全性が確保され、闊達なコミュニケーションにより、チームへの貢献・感謝の意識が醸成されている
  • 様々な視点・考え方による意見が汲み上げられることで新たな気づきや発想が生まれ、多様化するお客さまのニーズに応えることにより収益が向上し、職員一人ひとりのエンゲージメントが向上している

DE&I推進に向けた目標(2024年度)

項目 目標値
女性管理職層 10%以上
女性監督職層 30%以上
男性育児休業取得率(注1) 100%
有給休暇取得率(注2) 60%以上

(注1)男性行員が育児休業を年度越しで取得する場合は、取得する年度の算出対象とする

(注2)有給休暇取得率は、有給休暇取得日数/有給休暇付与日数で計算したもの

女性の活躍推進に向けた取組み

女性行員のキャリア形成支援や仕事と育児の両立のための就業支援など女性活躍推進に注力してきた結果、指導的立場(注)に占める女性割合の増加など一定の成果を得ています。

(注)管理職層(支店長・次長級等)および監督職層(副長・係長等)

指導的立場に占める女性の割合の推移

「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」および「次世代育成支援対策推進法(次世代法)」に基づく行動計画の策定

【計画期間】 2020年4月1日 ~ 2025年3月31日

【目標】

  • 管理職層(支店長・次長級以上)に占める女性割合10%以上(計画期間終了時点)
  • 女性行員の育児休業取得率 100%(計画期間通算)
    (注)算出の分母は育児休業が取得可能な女性行員のうち、育児休業取得を希望する女性行員とする。
  • 男性行員の育児休業取得率 13%以上(計画期間通算)
    (注)算出の分母は配偶者が出産した男性行員全員とする。

女性活躍推進法および次世代法に基づく行動計画はこちら(PDF)

女性活躍推進法に基づく情報公表項目はこちら(PDF)(公表日:2024年6月17日)

キャリア形成支援

女性職員の活躍やキャリア形成を後押しするための取組みを進めています。

ウイメンズリーダー研修の開催

将来の幹部候補として期待される女性行員を対象に、組織経営に必要な意思決定に参画するための思考力を養い、より高い視座による拠点単位のマネジメントやリーダーシップについて理解を深める「ウイメンズリーダー育成研修会」を実施しました。

女性行員融資スキルアップ研修会の開催

法人融資担当の女性行員が融資スキルの底上げや担当者同士の人的ネットワーク構築をはかるための「女性行員融資スキルアップ研修会」を開催しました。

ワークショップ「Chatomo(チャットモ)」の実施

女性行員同士の横つながりのネットワークを形成し、情報や悩みの共有、自由な意見交換、独創的なアイデア出し等の機会を創出することで、モチベーションおよびパフォーマンスの向上を目的としたワークショップを実施しています。

意識・風土の改革

ダイバーシティマネジメントセミナーの開催

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの理解を深め、コミュニケーションが闊達な組織を目指すため、「ダイバーシティマネジメントセミナー」を実施しました。秋田県理事 丹治純子氏を講師に迎え、社会的な背景に基づく成長戦略としての女性活躍推進支援や多様性のある組織づくりに向けたマネジメントについてご講話いただきました。

秋田県の「あきた女性の活躍応援ネット」にて当行の取組みが紹介されました。

女性が活躍する秋田の企業「Lady Action!!」 
動画はこちら

「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」への参加

当行の取締役頭取 芦田晃輔は、「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」(事務局:内閣府)に参加しています。当行は、2022年1月に取締役頭取(当時) 新谷明弘が参加しており、引き続き、全国各地のさまざまな業種の男性リーダーとのネットワークを深めながら、当行におけるジェンダー平等と女性活躍の取組みを加速していきます。

※輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」とは、ジェンダー平等と女性活躍を進めていくための「行動宣言」に沿って取組を進めるとともに、参加者同士によるネットワ―キングを構築し取組や課題を共有し合うことで、企業等の取組を加速するための企業経営者等の集まりです。参加者が自らの想いや取組を内外へ主体的に発信することで、ジェンダー平等と女性活躍に向けた社会的な機運の醸成にも寄与します。現在、企業経営者等や知事・市町村長の約320名が参加しています。
詳細はこちら

シニア層の活躍推進

役職定年以降(55歳以上)のシニア職員の経験知を活かし、後輩育成・研修講師、営業店の事務効率化や改善案の提示など、「教える」「与える」ことによる活躍を推進しています。

障がいのある方の活躍支援

当行では、障がいのある方が働きがいをもって仕事ができる職場を実現するため、事務処理や管理業務など適所への配置により、多様なフィールドでの活躍を推進しています。

障がいのある方の雇用率

2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
2.22% 2.36% 2.31% 2.45% 2.57%

ワークライフバランスの実現

就労継続支援

当行では仕事と子育てを両立させながら、職員の能力をより一層発揮できる職場環境づくりに取り組んでいます。

仕事と家庭の両立支援制度

男性行員の育児休業取得率

男性職員の柔軟な育児休業の取得をサポートするため、2022年10月に子どもの出生後8週間以内に最大4週間(28日)取得できる「出生時育児休業(産後パパ育休)」制度(全期間有給)を新設しました。

(注)育児休業を年度越しで取得する場合は、取得する年度の算出対象とする

2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
取得者数 6名 5名 5名 26名 12名
対象者数 36名 21名 13名 26名 12名

育休取得者ミーティングの開催

育児休業取得中の女性行員のスムーズな復職を支援するため、2015年度から実施しています。ミーティングでは、復職に向けて各種両立支援制度について説明するほか、すでに育児休業から復帰している先輩行員を交え、仕事と育児の両立について意見交換を行っています。

ライフサポート休職制度

2021年に不妊治療や親族の看護・介護などのライフイベントに対応した柔軟な働き方を支援するため、「ライフサポート休職制度」を新設しました。あわせて、不妊治療と仕事の両立支援などを目的とした専門機関に相談することができる「あきぎん妊活サポートデスク“Hugサポート”」を設置しています。

健康経営

健康経営の取組みについてはこちら

外部評価等

「秋田県女性の活躍推進企業表彰」受賞(2016年)
「秋田市元気な子どものまちづくり企業認定表彰」最優秀賞受賞(2016年)
「子育て応援リーダー宣言~秋田市版イクボス宣言~」への参加(2017年)
「秋田市イクボス企業同盟」への参加(2017年)
特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパン設立「イクボス企業同盟」加盟(2018年)
女性活躍推進法に基づく「えるぼし」(2段階目)取得(2019年)
次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」取得(2020年)
「働く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」への参加(2022年)
「秋田県子ども・子育て支援知事表彰」受賞(2022年)

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